派遣の秘書の仕事とは？働き方や実態を詳しく解説
秘書の仕事の一日とは
派遣社員といえども秘書の仕事は多岐にわたり、気配りや臨機応変に対応できるなど、高いスキルが求められます。出勤するとまずはじめに役員あてのメールや郵便物のチェック、役員のスケジュール管理などを行います。メールの内容や郵便物の中身を役員に報告したり、役員のスケジュールに関してはすばやく返答できるように、できるだけ頭に入れておくようにしたりするのも大切です。電話応対では、役員につなぐ必要があるものだけを取り次ぐようにし、可能な限り役員の仕事を減らすように自分で対応することも珍しくはありません。来客応対では、アポイントがあるお客様だけを案内することや、新幹線や車、飛行機の手配、レストランなど役員が食事をする場所の手配も行います。その他には会議の資料作成や、お中元やお歳暮、年賀状の手配も秘書の仕事の一つです。
派遣秘書に必要な資格やプライベートとの両立について
秘書の仕事に有利とされるのは「秘書検定」です。実際仕事をする際に絶対必要というわけではないですが、書類選考や面接時には、資格がある方が最終選考に残りやすくなるというメリットはあります。派遣でも高収入を得ている秘書は、秘書検定を持っている人がほとんどであるため、今後秘書としてスキルアップを考えているのであれば、取得していて損はありません。そして秘書として働く場合、正規社員よりも派遣社員で働く方がプライベートとの両立はしやすいです。かつて正規社員で働いていた秘書の中には、休日でも役員の予定に同行し、なかなか自分の時間が持てなかったという人もいました。しかし、派遣社員という働き方は、勤務時間や休日などしっかり契約で決められているので、役員も自社の秘書よりも配慮する傾向があるようです。
秘書の派遣は優秀な人材を必要な期間だけ派遣してもらえます。そのため、秘書がいない時には即戦力として扱える人材が手に入ります。